大学4年生といえば、生ぬるかった大学生生活が一変する年です。それは就職活動。

肉体的精神的にも疲弊するのですが、私が一番疲弊したのは金銭面でした。

私は国立大学に通っていたのですが、不況の影響で家計がキツそうな親に頼るのは心苦しく、親に金銭的に一切頼らないという約束で大学に進学しました。

だから、生活にかかるお金や教材費、毎年払わなければならない約50万の学費など、考えられる全ての出費を奨学金とバイト代で払ってきました。

元々お金を浪費する方ではなかったので、大学3年生までは、貧乏ながらもなんとか生活することができました。

ところが大学4年生になり、就職活動が解禁となるとともに生活が苦しくなりました。

地方の理系大学で、毎日実験がある中で就活をしなければなかったのですが、もちろん忙しいのでバイトはできなくなりました。

地方学生なので、交通費はバカにならないし、学費だって貯めなければならない・・・。

就活がうまくいけば大丈夫だろうと思ったのですが、中々うまくいかず、貯金はすっかり底をつき、学費分の貯金にまで手を出してしまいました。

もちろんできる限りの節約はしました。外食は一切せず、できるだけ徒歩で移動したり、電気水道ガスをなるべく使わないなど、当時は色々な面で追い詰められ苦しい思いをしました。

ストレスの溜まる就活で、ストレス発散を兼ね、たまにお酒を飲みにいく余裕のある同期が死ぬほど羨ましいと思いました。

人生で初めて人を羨ましいと思った瞬間です。長引く就活に、迫る学費の納入日。悩んだ挙句、就活を一旦やめ、学費を貯めることにしました。

学費を無事払い終え、生活費を極力きりつめ、奨学金だけで就活を再開し、内定をゲットしたとき気づいたら真冬でした。

内定が出て、ホッとしたのも束の間です。貯金はまったくの0だったので、今度は後期分の学費と、卒業後の引越し資金を貯めるべく、働き始めました。

ここまで金銭面で困ったことはないでしょう。

一生このことは忘れられないし、今の私は奨学金の返済に追われ貧乏社会人となりました。トホホ・・・(ー ー;)